2016年8月1日月曜日

「本牧神社例祭・第451回お馬流し」まで愈々一週間。神社も氏子町も一気にまつりモードに突入!

7月30日

【茅刈】
「お馬さま」に用いる茅を、境内の「お馬の茅場」と本牧山頂公園に連なる里山で刈り取り、奉製に適したものを選別し長さ等を整えます。
この作業は、累代「お馬さま」の奉製を伝承する「やぶ」羽鳥家当主のご指導の下、「お馬元・箕輪」の総代・祭礼委員長が主導されて陸方各町の氏子衆が担当。採取された茅は、羽鳥家に運ばれ、より一週間かけて6体の「お馬さま」が奉製されます。
早朝から昼前まで酷暑の中で長時間のご奉仕。心より感謝致します。





【幟-のぼり-建て】
竿頭までの高さ約15メートルの大幟を社頭に建てる作業は、宮元と浜方各町の氏子衆が担当。この大幟が掲揚されるのは例祭と正月の年二回ですが、夏と冬とでは風の向きも違うので、張り綱の方向にも気を配りながら人力のみで立ち上げる作業はなかなかの大仕事。力強い真夏の太陽の下に翻る大幟を見上げると、祭りの季節の到来をビシビシと実感します!
浜方の中でも「原南・北」「新町」「八若」の各町は、「お馬流し」の祭礼船を運航する"船方町"としての重要な務めを負われています。先月来、週末ごとの操船練習に加えてのご奉仕、深く感謝致します。








7月31日

【祭礼委員会&囃子連】
昨日の茅刈・幟立ての後、宮元・本牧和田囃子連の皆さんが「獅子頭清祓」のために参拝されました。また、この日は朝一番で本牧三之谷祭礼委員会の皆さんによる正式参拝がありました。
「本牧神社例祭・お馬流し」の特徴の一つとして、氏子各町における神賑行事の充実が挙げられます。
半世紀に亘る接収時代、狭小な借地境内では祭祀の厳修に努めながらも盛大な神賑わいを行うことはなかなかに困難でした。その代わりに氏子各町では、神酒所の設営・町神輿の渡御を始めとする「付け祭り」や様々な神賑行事の充実が図られたものと思われます。祭礼委員会や囃子連は、この「町内のまつり」の中心的存在。楽しい町内行事の魅力が、厳粛な祭祀を継承するパワーの源泉の一つになっています。



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