2017年7月1日土曜日

6月30日の出来事

平成29年も折り返し。
 昨日は市立本牧小学校の3年生90名による地域学習がありました。毎年のことながら「お馬流し」の基礎知識をきちんと予習しての来社。飛び交う鋭い質問に神職たちも四苦八苦。 本牧の次世代も盤石です!
  



午後4時「夏越大祓」を齋行。平日・不安定な天気にも拘わらず多くの氏子崇敬者のご参列を得て、皆で茅の輪をくぐって祓いを修めました。


そして、午後5時には総代さん方にもお立合い戴き、地域振興のための新しい取り組み「本牧小麦プロジェクト」関係者による収穫物の奉献&神園からの籾種撤下式、と続きました。
 
 
 
さあ、本日より7月です!!
 
 
 
🏇本牧の夏・お馬流し夏が始まります🐎
 
 
 

2017年6月26日月曜日

若手祭礼有志参拝

今日は、今年で三回目となる「若手祭礼有志参拝」がありました。
本牧18ヶ町には、それぞれ「お馬流し」の神事と各町単位の神賑行事を担う「祭礼委員会」が設けられ、固い結束を誇っています。

 
その繋がりを更に横方向にも拡充し、本牧全町の絆をより強めて行こうと「第450回お馬流し」の一昨年に始まったこの行事。各町揃いの袢纏姿で背筋を伸ばして正式参拝した後の直会は、胸襟を開いて和やかな交流の場となります。



 
ここで云う「若手」の定義は"50歳まで"。壮年以上の先輩層の厚みとまつりへの「思いのアツさ」は本牧の強みですが、バトンを受け継ぐ次世代層もなかなかのもの。神社と氏子町の振興を支える若きマンパワーに、神社としても大いに期待を寄せています


2017年6月21日水曜日

社務所からのお知らせ

夏越大祓(なごしのおおはらえ)
平成29年6月30日(金) 16時執行
 
 
 
 

一年を半期に分けて、知らずの知らずの内に身についた罪やけがれを祓い、清らかで明るい人間本来の姿に立ち返るための行事です。
特に六月晦日の大祓は「夏越(なごし)の祓え」と云い、茅(かや)で作られた「茅の輪(ちのわ)」をくぐって祓いを修めます。雨天も執行。どなたでも参列できます。

2017年6月11日日曜日

本牧和田神輿修理竣工清祓

梅雨入りするやいきなり真夏日となった昨日は、宮元・本牧和田の町神輿の修理竣功清祓が行われました。
戦後70年余の歴史の中で、本牧十二天から接収時代の仮遷座を経て現在の本牧和田へと鎮座地が変遷した本牧神社は、門前町である「宮元」もまた移り変わりがありました。接収解除後の新たな街づくりにより成立した現在の本牧和田は、言わば「新しい宮元」として神社とともにこの四半世紀を歩んで来ました。



  平成5年の遷座祭から二年後、新しいコミュニティの一体感の醸成を目指して建立された町神輿。年毎の大祭には雄々しい神輿振りで、老いも若きも心一つに祭りを盛り上げて来ました。
この度、本牧和田祭礼委員会さんでは、年月を経て傷んだ屋根や台輪、漆塗りや飾り金具の全面的な修理を行い、本日無事に竣功に至りました。


  本牧神社でも戦前までは宮神輿の巡幸がありましたが、戦災と接収で途絶。それに代わるかのように「お馬流し」における「お馬さま」が本牧全町を巡幸するようになりました。更にこれを補完するが如く、各町単位の町神輿の町内渡御、浜方・陸方それぞれの連合渡御などが賑々しく行われています。



神社と地域の長い歴史を鑑みれば、今日の新しい境内地・新しい宮元町の歴史はまだ始まったばかり。修理竣功成った町神輿に息づく、清新な宮元氏子の心意気に神社としても大いなる期待を寄せています。

2017年6月5日月曜日

麦刈りと御田植

斎館南庭に設けられた"神園(みその)"では、見事に実った麦が刈り入れを待つ季節…「麦秋」を迎えています。
「お馬流し」で用いられる「お馬さま」が"茅"で奉製されることはよく知られていますが、その"芯"の部分には麦が使用されています。また、古式に則って「お馬さま」に供されるお供え物も、麦で調えられます。
斯様に麦は「お馬流し」に欠かすことのできない作物ですが、以前は、県西の神社のご厚意でお分け戴いたもの等を充てていました。二年前から、これを何とか神域で自作しようと、日当たりのよい斎館南庭の一部を耕して麦畑を設けました。耕作に従事して下さっているのは、農事や様々な手仕事に精通された門前の氏子さんと、平素からご奉仕下さっている営繕助勤者さんのお二人。今日の豊かな収獲は、このお二人の熱意の賜物。見事な稔りに神様もお喜びのことでしょう!!






2017年6月3日土曜日

神園の麦

斎館南庭に設けられた"神園(みその)"では、見事に実った麦が刈り入れを待つ季節…「麦秋」を迎えています。
「お馬流し」で用いられる「お馬さま」が"茅"で奉製されることはよく知られていますが、その"芯"の部分には麦が使用されています。また、古式に則って「お馬さま」に供されるお供え物も、麦で調えられます。
斯様に麦は「お馬流し」に欠かすことのできない作物ですが、以前は、県西の神社のご厚意でお分け戴いたもの等を充てていました。二年前から、これを何とか神域で自作しようと、日当たりのよい斎館南庭の一部を耕して麦畑を設けました。耕作に従事して下さっているのは、農事や様々な手仕事に精通された門前の氏子さんと、平素からご奉仕下さっている営繕助勤者さんのお二人。今日の豊かな収獲は、このお二人の熱意の賜物。見事な稔りに神様もお喜びのことでしょう!!